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高専の高度化(特例適用専攻科)が高専教員公募に及ぼす影響

高専の本科のさらに上にある専攻科では、学位申請に関係する特例適用専攻科という制度がH26年度から走っています。
これは、大学評価・学位授与機構による制度でして、高専で学位申請するのに、今までは校外に試験を受けに行く必要があったのが、この制度により校外に出る必要はなくなりました。
特例適用専攻科の審査に通った高専では、H27年度修了生からは審査権がその高専に移ることになります。(授与権は学位授与機構のままです)

そのために教員は何をする必要があるかといいますと、研究成果として査読付論文を5年の内に何報かpublishしなければならないということになります。
これは、高専教員にとっては一握りの方以外には結構厳しい要求です。
しかし、学校として特例適用専攻科の認定を受け、維持しなければならないのです。

そのため、専攻科に所属している教員は必死になっています。
これからは研究成果を生み出す(査読付論文をpublishする)能力が今までよりも問われるようになります。
高専教員公募においては、おそらく今までよりも研究成果の欄が厳しく精査されると思います。
これを公募の勝機と見るかどうか―。

この少子化の中で、高専は他の形態の学校の中で生き残るために必死です。学校が変革せざるを得ないように、教員も、変革せざるを得ないのだと思います。
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高専の7年一貫教育の制度化の行方と高専教員の採用

H27/3/30付け文教速報で、高専機構が7年一貫教育(本科5年+専攻科2年を併せて大学と同等の教育を行う)の制度化の議論が本格化していると報道された。

背景には、財政難・少子化・専門学校の高度化があって、高専の意義が問われている、とのことだ。
専攻科の定員を増やす高専も出てきたらしい。特例適用専攻科(学士の実質的な審査が申請学生の所属高専となる特例)が走り始めることもあり、今後数年間で教員の資格審査基準もさらに厳しくなるとのこと。審査に耐えうる教員の採用を行うよう、理事長が各校に要請した。

高専は、専門科目では博士の学位をもっていること、一般科目では修士の学位をもっていることが採用の最低条件なのだが、今後は専門の論文数や国際会議の登壇回数など、研究業績の比重が大きくなると言っているようなものだ。

我々現役の教員にとっても、研究業績の積み増しは喫緊の課題となっている。研究業績がコンスタントに一定以上ないと、昇任できないばかりか認定専攻科審査の不適(専攻科の科目担当になれない)・特例適用専攻科審査の不適(学修総まとめ科目(特別研究)の担当ができない)となって他の先生方に迷惑をかけてしまいかねない。
今まさに、高専間連携や長岡・豊橋両技科大との連携研究の推進が求められているし、この流れはおそらく、高専制度が潰えるまで変わらないように思える。

高度化したら、大学との待遇の差は埋まるのだろうか。いや、埋まらないだろう。。そうすると、高専公募は、しばらくはまだ大学よりは広い門なのかも知れない。
今後大きく変わる兆しがあるから、何ともいえないけれども。
高専教員を目指す方々、特に男性は、以前よりも入りにくくなるのは間違いないだろう。逆に女性はチャンスだ。安倍内閣はこれまでの内閣と比較にならないほど女性の登用を強力に推し進めているので。

高専の女性教員の拡充方針

今日は高専の女性教員の拡充について書いてみたいと思います.

高専機構の教員公募ページでは今年度から,女性教員を優先的に公募する旨を強調し,女性教員の「限定公募」「優先公募」を表示するようになりました.
(限定公募にはいささか驚愕しましたが)
http://www.kosen-k.go.jp/careers.html
http://www.kosen-k.go.jp/joho_kobo.html

日本の労働人口減少を食い止めるための女性労働力の活用・男女共同参画の方針に基づいた採用策です.
高専では,同じく男女共同参画の方針に基づき,理系女子の人数増加を目指して様々な方策を実行中です.
例えば,「鳥取県リケジョのガールズ白書」など.

高専は理工系の教育機関なので,伝統的に男子学生が多く,それゆえ教員も男性が多く,共学なのに男子校みたいな雰囲気が少しあります.そして,男子学生の数にマッチした組織になっています.
そんな準男子校に女子学生が多く入ってくるとどうなるか.組織としての対応が間に合っていれば良いのですが,必ずしもそうでないこともあると思います.

教育機関として考えたとき,
女性教員を増やすのと,女子学生を増やすのとでは,女性教員の方が少し早くないといけないのです.
それは,女子学生の受け入れ数は女性教員の数に制限されるからです.
高専では,泊りがけの行事の他に寮務があるので,女子学生の対応のために女性教員が不可欠です.
例えば,研修旅行では,一定数以上の女子クラスでは女性教員の引率が必要ですし,
寮部屋の見回り(重要な生活指導項目です)などでも,女性教員の数を増やさないと回せませんし.

高専では,今ほど女性が採用されやすい状況はないでしょう.
女性教員を20%増やすという数値目標は本気の表れですね.
面接と実績による評価が拮抗している男性と女性では,女性が確実に優先されるみたいです.

高専では,化学や生物学の学科もあるので,昨今のバイオ女性博士は結構チャンスだと思います.
博士でなくても,博士取得予定の人でも採用されます.
また,専門科目に加えて,一般教養科目での採用も精力的です.こちらはたいてい修士号取得で応募できます.
国語で,英語で,社会で修士号を取得している女性はチャンスだと思います.

団塊の世代の定年退職で,地味に高専の職場環境も変わっていくということでしょうね.

テーマ : 専門学校
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

アンチモン

Author:アンチモン
4年目高専教員です。博士(工学)。
旅、山登り、カメラ、ジョギングなどが好きです。
オタク的な話題、時事、自己啓発などに関する話題もたまに。
趣味が合いそうな人、そうでもない人、高専教員になりたい人、コメントいただければ必ずレスいたします。



Welcome! Please take a little break.

I am sorry this blog is written by Japanese totally.

But, If I can get some comments in English, I am willing to response.



とりあえず一服して、ちょっとずつでも前へ進んでいこう。





訪問ありがとうございます!
(2011/05/29 newly established)


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